8月26日(火)

使徒パウロのテサロニケの教会への手紙(二テサロニケ2・1-3a、14-17)
  わたしたちが伝えた教えを守りなさい
 兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストが来られることと、そのみもとにわたしたちが集められることについてお願いしたい。霊や言葉によって、あるいは、わたしたちから書き送られたという手紙によって、主の日は既に来てしまったかのように言う者がいても、すぐに動揺して分別を無くしたり、慌てふためいたりしないでほしい。だれがどのような手段を用いても、だまだれてはいけません。
 神は、このことのために、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの栄光にあずからせるために、わたしたちの福音を通して、あなたがたを招かれたのです。ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。わたしたちの主イエス・キリスト御自身、ならびに、わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。


マタイによる福音(マタイ23・23-26)
  十分の一の献げ物もないがしろにしてはならないが、律法の中で最も重要なことこそ行うべきである
 〔そのとき、イエスは言われた。〕
「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。薄荷、いのんど、茴香の十分の一は献げるが、律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実はないがしろにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もないがしろにしてはならないが。ものの見えない案内人、あなたたちはぶよ一匹さえも濾して除くが、らくだは飲み込んでいる。
 律法学者とファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。杯や皿の内側をきれいにせよ。そうすれば、外側もきれいになる。」